なんとなくこのブログで書きたいことが決まってきたかもしれない
先ほど記事を見返していたらなんと二か月も放置してましたよ。
ええ、文字通り放置です。
まあでもこのブログ書きたいときに書くブログだからね。しょうがないね。
ここでは私のやってる楽器のこととか、具体的にどういう活動をしているかを書くブログではない(書く気もない)ので、どうしても更新頻度が落ちがちですね。
じゃあ何を書こうか...と思ってましたが、何となく方向性は固まりました。
私の音楽にまつわる人生における心の闇(ドン)
これしか書くことがない、というかこれ以外に書きたいものがないんです。
なんでこんなどす黒いヘドロみたいな感情を...と自分でも思いましたし書いていて辛いのですが、
きっと私はどこかでこの最低な感情を整理する場を求めていたのだと思います。
だってさっき出した記事のことなんて、ほんと誰にも言えないような話です。
はっきり言って最低です。
教会で懺悔するみたいなもんです。
といっても、私の本当に最低なところは反省をしていないところなんですけれどね。
悪いと思ってない。愚かだから、もっとうまくやれよ。と思ってるだけ。
最低な感情、最低な思考回路を自覚しつつ、どう社会と折り合いをつけていくか。
それを考えるために文章にして整理していこうと思います。
怖いもの見たさで見るのがちょうどいいかもしれませんね。
ゆるおんでした。
内側からの情熱なんて多分なかった
こんにちは。ゆるおんです。お久しぶりです。
今でこそこんな意識の低い音楽家やってますが、音大入りたての時はそれなりにやる気があったりしました。
やる気があったりしたんです。
私には大学時代大嫌いなやつがいました。
そいつがどんな人間だったかは割愛します(どんな奴だったとしても多分私の人生には関係ないので)
とにかくそいつの演奏も人間性も大嫌いだったので、私はこんな奴には負けたくないと思いました。
負けたくないというより、そいつの上を行きたいと思っていました。
認めたくない話ですが、実技の成績はそいつのほうがよくて、先輩受けもよかったので何か仕事があればそいつに回るっていう状態だったのです。
何とかそいつを上回りたくて、練習以外でもあまり気は進まなかった同期の友達等の演奏会に顔を出したりするなどしていました。
その場でたった一回あいさつしたくらいで交友関係を広めた気になっていました。
「よし、これであいつより知り合いが増えたぞ!」
「ここから学外での演奏の機会とか回ってくるかも」
なーんてことを考え心の中でマウントを取ることによって心の均衡を何とか保っていました。
今、なんて愚かな...と思いましたね?
まさに同じことをある時点で私も思いました。というより悟りました。
他人への憎しみを原動力に行動することのなんと愚かなことよ、と。
私はそいつと自分を比べるのをやめました。
先輩の目や成績等で比べられてる意識はありましたが、一番そいつと自分を比べてるのは紛れもなく自分でした。
結果、確かに心の安寧は訪れました。
しかし致命的な欠点に気が付きました。
何も行動する気になれないのです。
もともと大してうまくもない同期の演奏会なんて行きたくなかったし、先輩の演奏会も気を使うから嫌。仮に新たな知り合いができたとしても他人に興味がないので演奏会に誘ってくれないなら関係を保ちたいなんて一ミリも思わない...
クズじゃん...(言葉に気をつけなさい)
こんなに行動しなくなるなんて思ってもみませんでしたよ。
でも実際自分の性格趣向に照らし合わせて、自分の思うがままに生きたらこうなるのは必然でした。
当時は自覚がなく、ただただ苦しさから逃れたくて一切の交流を断ってしまいましたが。
こうなってくると最初に切って捨てた嫌いなやつにマウントを取りたいがために行動するほうがまだ社会性身についたのでは...?とさえ思えてきます。
まあそのまま育ってたとしたらとんでもないマウンティング女が爆誕するのでやめといてよかったとは思いますが。
どちらのほうがよりましだったんでしょうか。
いまだに答えが出せずにいます。
音楽と承認欲求と私
承認欲求で音楽をやっていた
ちょっと人より楽器がうまいくらいで音大に来てしまった私ですが、なぜだか自分の演奏とかいうやつにプライドを持っていやがりました。
地元ではうまかったので天狗になってたんでしょうね。
楽器吹けば褒められるし演奏にケチをつけられたことがほとんどないという環境(音楽やってる自分が好きなのはここの部分が大きい)
承認欲求モンスターがプライドを培養するのにうってつけの環境・・・!
そんな承認欲求モンスター(高濃度プライド含有)が、初めて人と比べられます!
しかもみんな自分より上手いです!
そりゃ病むよね
はい、サクっと精神を病むことに成功しました!
とは言っても最初から「ひええ・・・みんなうまい」と思っていたわけではありませんでした。
むしろ「あの子は私より上手いけどこいつよりは私のほうがうまいはず」みたいなことを割と本気で思ってました。性格悪いですね。でもみんなそんなもんですが。
現実を突き付けられたのは後期の結果発表の時でした。
みんな試験の結果なんて言いふらしませんが後期の試験はそれでオーケストラの乗り番が決まるものだったので如実に結果がわかりました。
私はうまいほうではないのだ
ここで初めて私は人と比べられる辛さを思い知りました。
自分のレベルも、です。(書いていてつらい)
承認欲求で音楽をしている人間にとってこんなつらいことはありませんでした。
そんな当時の私に声を大にして言いたいことがあります。
承認欲求は生ゴミ
そりゃ、つらいですよ。承認欲求を支えにしていたらいつか限界が来ます。
それが大学1年の後期だっただけの話です。
そんな人の評価や気持ちに左右されるものに依存していたら続かないに決まっています。
友人にも言われましたが、学校での評価なんて社会に出たら関係ないお話なんです。(もちろん当時の私は理解できずにその友人に迷惑をかけた)(今も友人でいてくれるのが不思議なくらいです)
大切なのは今のじぶんのレベルはこれくらいであると受け入れつつ、ダメなところを改善していく努力をするべきだということです。
するべきしたが完全に腐りました。
いい評価をもらえなかった、心の中で見下していた相手に抜かれた、
そんなくだらないことに心を奪われてしまったのです。
もしこれを見ている音大生がいたらこれだけは覚えていてほしいです。
今の自分のレベルを知り、受け入れつつ改善していく。
他の人は自分より伸びるのが早いかもしれない、あるいは遅いかもしれない、
でも他の人なんか見てはいけません。
自分がうまくなるのが最優先です。
他の人がうまかろうが下手だろうがあなたには関係ないのです。
あなたは褒められるかもしれないし、褒められないかもしれない。
どんなに時間がかかってもいい、遠回りでもいい。
自分の音楽に向き合いましょう。
私が後悔していることは多岐にわたりますが、
一番はやはり人と比べてしまったことです。
人は自分と誰かを比べます。成績をつけたり順位をつけなければいけないからです。
でもあなたは、あなただけは自分と誰かを比べたりしないであげてください。
それができたら苦労しませんよね。
私も人と比べることを完全にやめれているわけではありません。
でも人と比べることは無駄であると心のどこかに留めて置くだけでもきっといいと思います。
修行だと思って頑張りましょう。私も頑張っている途中です。
一緒に頑張りましょう。
ゆるい音楽家のブログへようこそ!
初めまして
ゆるおんと申します。
初記事ですので簡単な自己紹介だけさせていただきます。
何かの間違いで音大へ来てしまった人間
大体音大へ来る人というのは
プロになりたい!演奏家として活躍したい!
という人達です。 というかそれがよしとされる世界です。
私も周りにはそんな感じのことを言っていましたが事実とは違いました。
他に得意なことがなかったので音大に来たクチなのです。
ええ、はっきり言って不届きものです。
でも私のような人間はいるにはいたように思います。
全然勉強ができず(する気もなかった)人より得意なことと言ったら楽器を吹くことくらいだった人間が考えることと言ったら
「勉強しなくても大学に行ける!」
この一点でした。 自分でも本当にクソ野郎だと思います。ハイ。
(もっともそんな甘い考えは入学してからぶち壊されるわけですが)
音大へ行くことが目標でその先を考えていなかったちょっと楽器がうまいレベルの人間が都会の音大に来てしまったその後はもう散々でした。
先輩は怖い、先生は怖い、客観性に欠けているため適切な努力もできない、同級生には後れを取り後輩のほうがうまい、なんて始末です。
完全に自信を喪失した私は5年目(大学に行かな過ぎて一年留年した)で大学を卒業後逃げるように実家へ帰りました。
しかし実家で家業を手伝いつつ過ごしているうちに
「やっぱり音楽がやりたいなあ」
などという考えが再び頭をもたげ、
往生際悪すぎですがなんだかんだ音楽好きだったのだと気づかされました。
音楽をやっている自分が好き、のほうが正しいかもしれません。
(他にも理由はあるのですがそれはまたの機会に)
フリーの音楽家になることにした
元の性格が甘々の甘ちゃんなのでほかのフリーランスの方々に比べたらゆるゆるです。
音楽をなめているのかと言われても仕方ないくらいゆるいですが、
私なりに頑張っていこうと思います。
こんな感じのやつですが、よろしくお願いします。